肘の痛み(テニス肘)
当院では開業以来、少なくとも4500回以上は、
肘の痛み(テニス肘、野球肘、腱鞘炎など)でお悩みの方の治療をしてきましたが、
最近はテニスや野球、ゴルフなどのスポーツをしている方ばかりではなく、
出産後の抱っこが原因になっていたり、特に使い過ぎというわけでもないのに
肘に痛みが出る方も増えています。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)や野球肘、原因不明の肘の痛みの問題でも、
当院では対応可能なケースがほとんどですので、もし肘の痛みでお困りでしたら、
当院の治療方針について書きましたので、じっくりとお読みください。
湿布を出しておきますね、と言われましたが・・・
・ゴルフのスイングの時に肘が痛むので、
思い切って振りぬけません。
・タオルや雑巾を絞る動作で肘のあたりが痛んだり、だるくなってきます。
湿布を貼っていますが、あまり変わりません。
・仕事(大工)で手を使うと肘が痛いので、
病院に行ったらテニス肘と言われ湿布を出されただけでした。
・出産後に子供を抱っこしていたら、手首や肘が腱鞘炎?になりました。
子供を思いっきり抱っこしてあげたいです。
・物を持つと肘が痛いので、
買い物では重い物を持つのがつらいです。
という方々が、当院に来院されています。
当院では、カイロプラクティックと操体法という手技を使い、
根本的な改善と予防を目指して施術に取り組んでいますので、
「どこに行けばいいかわからない」とお悩みの方はお気軽にご相談下さい。
肘の痛みにはこんな治療をしています
肘の痛みというと代表的なものに「テニス肘」と呼ばれるものがありますが、
要は肘の炎症、腱鞘炎の様なものです。
原因は使い過ぎにあるとされていますが、
同じように使っていても、肘に痛みが出る人とでない人がいます。
どうしてでしょうか?
これは他の症状や部位でもほぼ同じことが言えるのですが、
症状は体全体の結果に過ぎません。
そこに必ずしも問題があるとは限りません。
肘の場合も多くは腕全体の捻じれの結果から痛みを作っている場合が多いですので、
腕全体、体全体の調整をすると肘の症状も勝手に改善される例がたくさんあります。
病院ではストレッチを勧めたり、サポーターを付けたり、
ステロイドを注射したりなどの対処療法を行いますが、
当院では根本的な改善を意図していますので、必ず体全体の調整を行います。
体や腕の捻じれ以外にも部分的にみると、
肘に関する3本の骨(尺骨と橈骨、上腕骨)の関節が、
ゆるくなっているということもあります。
この調整はその緩みをカイロプラクティックによる矯正や操体法によって
閉じれば終わりですが、そこが緩くなった原因というものがありますので、
必ず体全体を診て調整していきます。
当院では根本的なところにアプローチしていくためにも、
症状を追うことはせずに、あなたの持つ自然治癒力が
最も働きやすいような環境を作るお手伝いをしていきますので、
もし肘の痛みでお悩みでしたら、お気軽にご連絡下さい。
肘の痛みで来院された方からの感想と症例です
当院に肘の痛み(テニス肘、野球肘、腱鞘炎など)で来院された患者さんから頂いた、
感想と症例を紹介します。素晴らしい結果が出ていますので、ぜひお読み下さい。
●「テニス肘:手を握ると肘に痛みが出る方の症例です」(肘の痛み、腕のだるさ)
1カ月ほど前から右手を握ると肘のあたりに痛みが出て、
右腕全体がだるくなってくるという方が札幌市西区西野から来られました。
この方は大工さんということもあり、
確かに腕をたくさん使う仕事をされていますが、
それは今に始まったことではありません。
病院(整形外科)では使いすぎからくるもので、
「一種のテニス肘ですね」と言われ、
湿布を出されただけということでした。
体全体の状態を診たところ、
腰が丸くなっていて(腰椎の後方変位)、
右肩が前に入り込んでいる(前下方変位)といった状態でした。
右腕は上がりにくく、肘も完全には伸ばせません。
体を捻じることができる範囲も左右差が大きく、
首も同様でした。
調整は仙骨を矯正して体の捻じり具合を確認したところ、
7割がた改善され、腕もかなり上がりやすくなりました。
更に操体法で全体を調整したところ、
肘の痛みも半減され、手を握るのもかなり楽になったご様子でした。
この様に当院では、肘が痛いと言っても肘の痛みを追うのではなく、
必ず体全体の状態をチェックしていきます。
1回で100%完治というわけではありませんが、
それが根本的なケアに繋がり、結局は予防も含めた、
一番望ましい結果につながると思うからです。
もし肘の痛みなど、お体のことでお悩みでしたら、
お気軽にご連絡下さい。
●「出産後の子供の抱っこで、手首や肘が痛くなってきた方の症例です」
(手首、肘、背中の痛み)
産後2ヶ月目位から、子供を抱っこしていると手首や肘、背中などが
痛くなってきたという方が、札幌市西区発寒から来て下さいました。
こういった症状は案外多いのですが、子供連れでは病院に行くのも大変だし、
授乳中であれば湿布を貼ったり、鎮痛剤を飲んだりすることもできないので、
対処に困っているお母さん方がたくさんいらっしゃいます。
この方の状態は腰を丸めていることが多いせいか、
背中は平ら(猫背の逆)で首も真っすぐ(ストレートネック)になっていました。
話をよく聞いてみると、肩も首もこり、
頭がすごく重く感じるとのことでした。
施術としては操体法で体全体のバランスを整えた後に肘を改めてチェックしたところ、
体や腕はもの凄く軽くなったとのことでしたが、
腕を伸ばすと肘に痛みがまだ出ます。
状態としては、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)のような感じでしたが、
肘を丁寧に触診していくと、肘の関節にまだ制限がかかっている状態(橈骨後方変位)
でしたので、そこを直接軽く矯正しました。
今回は肘の動きの制限が強かったため、最後に肘を直接調整しましたが、
ほとんどの場合は肘を触らなくてもかなり改善されていきます。
こういうことからも、症状は体全体の結果にすぎないということがわかります。
当院では痛い所だけを診るのではなく、
なぜそこにその症状が現れているのか?
体は本当はどうなりたいのか? といった視点から施術をしています。
それが根本的なケアに繋がり、結局は予防も含めて、
一番望ましい結果につながると思うからです。
肘の痛みだけではなく、もしお体のことでお悩みでしたら、
お気軽にご相談下さい。
●「野球肘:腕を曲げても伸ばしても肘に痛みが出る方の症例です」
(肘の痛み、腰痛)
腕を曲げても伸ばしても肘に痛みが出るという方が、
札幌市中央区から来られました。
この方は以前野球をしていた時から肘の内側が痛く、
病院(整形外科)に行ったこともありましたが、
湿布をもらうだけでした。
それから10年以上経っても肘の痛みは変わらず、
今でも動かすたびに肘が痛むということでした。
肘の状態としては、肘の内側の関節(腕尺関節)が緩くなっているような状態でした。
この状態を調整するのはそう難しくありませんが、
肘の関節が緩くなったまま10年以上も痛みが出ている原因もありますので、
まずは腕全体の捻じれ方や体全体の状態を診ていきました。
神経的な問題を調整し、体全体のバランスを整えた後に再度肘を確認したところ、
腕を曲げるのは楽になりましたが、伸ばすのはまだつらいとのことでした。
そこで骨の操体という手技を使い、
関節が正しい位置に収まるようにしたところ、
何の痛みも出なくなりました。
この方は時々力仕事もしますので、
痛みの再発がないとも言い切れませんが、
10年来の痛みが改善されたとのことで、
すごく喜んでいらっしゃいました。
たまにですが、「肘なんかも良くなるんですか?」と聞かれます。
当院ではテニス肘や野球肘を始めとする、
肘の痛みにも対応できる可能性が十分にありますので、
もし肘の痛みなどでお困りでしたら、お気軽にご連絡下さい。
●「手首を動かすと前腕が痛い方の症例です」(腱鞘炎 腰痛)
手首を動かすと前腕が痛いという方が、
札幌市手稲区明日風から来られました。
具体的には手首を甲側に曲げても、掌側に曲げても前腕が痛く、
コップも持つのが辛いということでした。しかも両側です。
手首・肘の関節の動きを検査しても大きな問題はありません。
でも痛みは出ます。
ここは一旦腕は置いておき、腰痛や背部痛もあるので、
全体のバランスを取ることを意識して調整しました。
具体的には骨盤の右側と胸の5番目、首の1番目を矯正した後、
体を左右対称に使えるようにチェックしながら、少し調整を加えました。
そして最後に改めて手首を動かして頂いたところ、
腕の痛みは完全に消えていました。
患者さんの感想は、
「えっ、何で? コップを持つのも痛かったんですよ!」とのことでした。
よい意味で期待を裏切ったようです(笑)
このように痛いところをわざわざ調整しなくても、
全体のバランスをとることで離れた場所の症状が消えるということも
よく起きます。
私は人の体を治せませんが、
患者さんが自分で自分の体を治していきます。
私の役割は治癒を少しだけサポートしていくだけです。
こういうことはよく起きていることですので、
症状に関わらずお気軽にご相談ください。
女性も安心できる無理のない調整で、
根本的な改善を目指してサポートしていきます。