【不妊症:施術後6か月を過ぎてから妊娠する方がいい理由】 ②
- 2016年06月06日
- ブログ
施術開始後6か月目に妊娠しました。とてもいいタイミングでした。」
と書きました。
さてその理由ですが、前提として押さえておきたいのは、
「胎児は妊娠6週目までが、一番母体の影響を受ける」
ということです。
ということは、妊娠がわかってからでは、
お酒やタバコをやめたり、食事を変えたりしても遅い
ということになります。
既に胎児や卵は良くも悪くも様々な影響を受けてしまっています。
可能な限り健康な状態で子供を産みたいと願うのであれば
妊娠前から体の状態を上げておくことはとても大切なことです。
そしてなぜ6か月後で良かったかということですが、
これは排卵前の2次卵胞(卵子の元)に毛細血管ができ、
血流が開始され、排卵されるまでには約90日かかります
この時までに体質(血液の状態)は、
質の良い卵を育てるためにも、エネルギーの高い、
いい状態にしておくことが大切です。
そしてその体質(血液の状態)を良くするには、
血液が入れ替わるのに3,4か月の時間が必要ですので、
体質を改善し、いい状態から卵子を育て、
排卵、受精するまでに90日+3,4か月かかるということで、
最短でも約6,7か月の時間は必要になります。
今回当院に来て妊娠された方は、ちょうど6か月から
7か月目の間での妊娠ですので、血液の状態もかなり改善
されていると思われます。
こういった理由から妊娠するまでに6か月から1年かけて
体質(血液の状態)を上げてから妊娠するのが良いということになります。
妊娠したらそれがゴールではありませんので、
その先にある子供の健康、家庭の幸せを考えると、
妊娠前の6か月~1年かけての心身のケアは、
とても大切な時期になり、後になって必ずよかったと思えるはずです。
この概念はとても重要なことですので、敢えてお伝えさせて頂きました。
感謝を込めて!
こころカイロプラクティック
遠藤晃央