【ばね指】腱鞘炎で親指が開きにくい方の症例です。
- 2015年01月15日
- ブログ
ばね指で右の親指の下の方が開きにくく、
特に朝がつらいという62歳の女性が札幌市西区西野から来院されました。
この方は2,3か月前から指が開きにくかったそうですが、
最近は物を持つのも不自由になってきたので、病院に行ったところ、
「歳だからしょうがないですよね、手術でもしますか?」と言われたそうでした。
半ばあきらめた状態で当院に来られたわけでしたが、
私はいつものように体全体のバランスが取れるように調整をしていきました。
この方の場合は特に右の前腕の緊張が強かったので、
右腕から体全体の調整を行ったところ、
開きにくかった親指もずいぶん軽くなったとのことでした。
後は自分でできることをお伝えしましたので、
大丈夫だと思います。
この様に病院ではステロイドか手術しか対処法もなく、
あきらめている方も多い「ばね指」ですが、
そこに負担がかからなくなれば勝手に改善される例は、
たくさんありますので、もし「ばね指」等でお困りでしたら、
お気軽にご連絡下さい。
ばね指に関しては、漠然とした認識をお持ちの方も多いかと思いますので、
以下に当院の治療法と一緒に、「ばね指とは何か?」についても
少し書きましたので、もしご興味があればお読みください。
●【ばね指にはこんな治療をしています】
そもそも「ばね指」とは何かということですが、
簡単に言うと指に起きた炎症の一種(腱鞘炎)です。
状態としては腱が肥大化して腱鞘や支帯に引っかかるというものですが、
腱が肥大化する原因は使い過ぎによるとされています。
ただ実際には指や腕をさほど使っていない方でも
ばね指になる方はたくさんいらっしゃいます。
一般的な治療方法は、ステロイドを注射してみて改善されなければ、
手術をするという選択になりますが、
当院では手術しかないと言われた多くの方が改善されています。
そもそも腱が肥大化する状態というのは、
筋肉が緊張して循環が悪くなり、
筋肉や腱に老廃物がたまったために起こることです。
施術の方法としては根本的に対処するために全身を診ていきますが、
腕を捻じれた状態で使っていることが多くの原因にもなっていますので、
その辺りを特に意識してみていきます。
実際にばね指の方は前腕がこっている場合が多く、
前腕から全身に効くようなアプローチの仕方(皮膚の操体)で
施術をすると、その場で指が動きやすくなるということも珍しくありません。
この例からも症状は結果にすぎないということが良くわかります。
当院では根本的なところにアプローチしていくためにも、
「治す」、「治される」の関係を離れ、
あなたが持つ素晴らしい自然治癒力が最も働きやすいような環境を作る
お手伝いをすることを一番に心がけています。
もしばね指等でお悩みでしたら、お気軽にご連絡下さい。
感謝を込めて!
こころカイロプラクティック
遠藤晃央
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【札幌市西区の医者も通う整体院】こころカイロプラクティック
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