【梨状筋症候群】お尻から足首まで痛みとしびれがある方の床例です。
- 2015年01月13日
- ブログ
立ち上がりや歩行時、長時間の車の運転等で
お尻から足首ににかけて痛みとしびれがあるという方が遠くから、
3時間以上もかけて来て下さいました。
この方は3ヶ月以上も前からお尻から足首にかけてひどい痛みと、
しびれに悩まされており、リハビリに通ったり、神経ブロック注射をしたり、
整骨院で温めたりして経過をみていましたが、あまりにつらく、変化もないため、
当院のホームページをみて遠くから来て下さいました。
病院では「ヘルニアじゃないのかな」と言われたそうで、
暫く様子を見て変わらなかったら手術をしましょうと言われたそうでした。
当院でいろんな角度から検査したところ、
股関節の開き方や仙骨の状態から「梨状筋」の問題かもしれないと思い、
そこを調整したところ、股関節の可動域や骨盤の動きが劇的に改善されました。
そして少なくともその場では歩くのも楽になり、
足の痛みもしびれもかなり軽減されました。
本人も結果と説明に納得されていたご様子でしたが、
実は梨状筋の問題からくる足のしびれや痛みの症状は
決して珍しくありません。
しかし病院で「梨状筋症候群」と診断されることは非常にまれです。
ほとんどの場合は腰椎ヘルニアや椎間板症と診断されたり、
坐骨神経痛ですね、で終わってしまいます。
この様に当院では整骨院や病院などの保険が効くところで治療を受けても
改善されなかったという方がたくさん来られていますので、
もし病院や整骨院で改善されずにつらい思いをされているのなら、
お気軽にご相談下さい。
梨状筋症候群については、意外なほど書かれていることが少ないので、
以下に当院の「梨状筋症候群」の方への治療方針を載せておきます。
ご興味のある方はじっくりとお読みください。
●【梨状筋症候群の方には、こんな治療をしています】
足のしびれや痛みには、腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症、
腰椎すべり症などが原因となっているものもありますが、
意外と多いのが筋肉の緊張からくる循環障害によるしびれです。
中でも多いのは梨状筋や大腰筋の過緊張からくる症状ですが、
ここでは梨状筋症候群と呼ばれる、梨状筋の問題からくる足のしびれや痛みについて述べさせて頂きます。
梨状筋というのは骨盤の真ん中を構成している仙骨と股関節を繋いでいる筋肉ですが、股関節を外に開く(外旋)役割をしています。
そしてここで臨床上大切なのは、
梨状筋の問題は坐骨神経痛(お尻から足のしびれや痛み、冷え)を引き起こします
ので、病院では腰椎椎間板ヘルニアとよく間違えられ、梨状筋の問題だと指摘される
ことはまずありません。
診断が適切でなければ、
ブロック注射を打っても牽引しても改善されません。
(ヘルニア自体が原因にならないとも言われています「ボルボ賞」)
そしてもし梨状筋からくる問題であれば、
仙骨と股関節の位置関係をきちんと診て、
梨状筋にストレスがかかる状態に変化を与える必要があります。
きちんと判断できれば梨状筋の調整をすることは簡単です。
ただ梨状筋に問題が起きるのも体全体の状態の結果に過ぎませんので、
結局は体全体を診て、神経の働きやバランスをより良い方向に
調整する必要があります。
それが根本的なアプローチにもなりますし、
症状の改善はもちろん、予防、健康増進へとつながり、
人生をより素晴らしいものへと導きます。
梨状筋の問題は病院で指摘されることはまずないのですが、
カイロプラクティックや整体による治療院では、
臨床上、非常に良くある問題です。
的確な判断、適切なアプローチができれば、いい結果が期待できますので、
もし足のしびれや痛みでお悩みでしたら、お気軽にご連絡下さい。
感謝を込めて!
こころカイロプラクティック
遠藤晃央
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