【膝の痛み】しゃがんだり、正座をすると膝の裏が痛い方の症例です。
- 2014年11月29日
- ブログ
10年以上前から両膝が痛く、整形外科では手術して人工関節にするしかない
と言われている60歳の女性が札幌市西区西野から来院されました。
この方は歩くのもつらく、階段の上り降りでの痛みはもちろん、
正座などとてもできず、変形性膝関節症のような状態で来院されました。
当院では膝が痛いと言っても、そこだけを診るわけではなく、
必ず体全体の中でそこがどうなっているのかを意識して診ていきます。
特に膝や肩など動きの大きい関節にはよくあることですが、
例え痛み等の症状があっても、別にそこが悪いとも限りません。
全体からくる歪みや捻じれが結果として、
そこに物理的なストレスを与えているだけという場合がほとんどですし、
この方の場合もやはりそうでした。
まず膝は置いておいて、体全体の動きを診たところ、
左の肩が上がりにくかったので、そこが上がりやすくなるように施術しました。
足首を押さえ、膝を倒していくことで(つま先上げ、膝倒し操法)
左肩が上がりやすくなったので、そこでつり合いをとりながらバランスを整えました。
その後に膝を曲げてみて頂いたところ、
120度くらいしか曲がらなかった膝が、70度位になり、
2回目の施術を終えた後は30度くらいまで曲がるようになっていました。
この2回の施術では膝に対する施術は特にしていません。
膝自体に問題があるというよりも、
体全体の結果として膝に痛みが出ていただけだとの判断からでした。
患者さんの感想は「何したんですか??」というものでした。
この様に当院では痛みのあるところを無理に何とかしようとは思いませんが、
体全体のバランスを整えたり(操体法)、
神経の働きを調整したり(カイロプラクティック)することで、
結果として症状が改善されていきます。
人の体はそのようにできているようです。
以上のように当院では自然の法則、原理原則に基ずいた、
無理のない施術をしていますので、
もし何かお体のことでお困りでしたらお気軽にご相談下さい。
以下にも膝の痛みに対する臨床例をリンクしていますので、
ご興味のある方はどうぞご覧ください。
【膝の痛み】操体法|あぐらをかくと膝の内側に痛みが出る方の症例です。
感謝を込めて!
こころカイロプラクティック
遠藤晃央
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